まさみさんの離乳食のトライアンドエラー
※こちらの記事は、まさみさんという方の体験談になります。
子育てのお悩みにあるあるなのが、離乳食。 専業ママだって悩んでいるのに、働きながらなら、なおさらです。 ただでさえ悩みの尽きない離乳食問題、働きながらどう乗り切る? 保育園にどこまでフォローしてもらう?
私は1歳6ヶ月から働き始め、5歳で引っ越すまでの約4年間をなんと、社内の託児システムを使って乗り切りました。 幼稚園入るまでの約2年を子連れ通勤していたのです。 なので、必然的に帰宅にかかる時間は普通の1.5倍です。
子供が歩き始めたら、それはもう永遠かと思うほどのんびりな帰路となっていました。 それはそれで楽しかったのですが、帰ったら夕飯とお風呂と寝かしつけが待っています。 遅くても9時には寝かせたい! あれこれと試してみた、我が家のトライアンドエラーをお話しします。
まずは離乳食を食べません!(;^_^A
あるあるの代表、食べない問題です。
息子はお米を食べませんでした。スタートすら切れていない。・・・
それは1歳をすぎてもあまり変わらず、お米があまり好きではありませんでした。 うどんも好きじゃないみたいです。パンもイヤみたい。 もちろん市販品も好きじゃないみたいです。 唯一好んで食べた炭水化物は、じゃがいもでした。(笑)
そして、おかずも肉や魚はそこまで好まず、大好きなのは野菜スープ。 普通は野菜を食べてくれなくて…と悩むところ、我が家は炭水化物とタンパク質を取ってもらわなくてはという状態。 野菜よりも成長に必要な栄養なのに食べません。
何が問題かというと、お弁当です。
先にも書いた通り、安価な社内の託児所なので給食はありません。 1日200円で預かってもらって、給食を用意しろなんて言うほど図々しくはなれません。 汁物を持たせると、保育士さんの手間がすごいんです。絶対こぼすし・・・
そこで私は、パウダー状のマッシュドポテトを購入。 マッシュドポテトに野菜スープの野菜のみを混ぜ込んだものを持たせていました。 あとは大好きなバナナを。
そして帰宅後の夕飯に出すのは、ニョッキをまぜた野菜スープです。 あとはお豆腐かツナ缶のみ。 昼と同じじゃん、という指摘は聞き飽きました。ポテトサラダからニョッキに変化してるからいいんです!
だって作っても食べません!・・・
新しい何かに挑戦するのは「明日仕事がない日だけ」と決めていました。 食べないものを食べさせるのは、本当にメンタル削れますよね。 手間かかって、残されて、捨てて。
泣いたお母さんも多いのでは?
離乳食はお母さんの楽しみであると同時に、最初の鬼門です。 フォローアップミルクもありますし、この時期は食べ物から栄養をとることより、食べることが大事。 ご飯は楽しい。嬉しい。を知る時期だと思って、好きなものを食べさせてください。 お互いがストレスなく過ごす秘訣だと思います。
偏食の激しかった息子ですが、今では野菜はもちろん肉も米も食べています。 そして身長はクラスで後ろから数えた方が早いです。 痩せ型ですが、上に立派に育っています。
ご飯が先?お風呂が先?問題
うちの子が良く寝る子だったのと、託児所がお昼寝が自由で無理やり寝かせることをしていなかったのが大きいのですが、帰宅時間と眠い時間がかぶることがありました。
眠いと泣き喚いて何しても無駄。 がんばって食べさせても、食べてる途中で寝落ちすることに。 歯磨きもしてないのでベッドに連れて行くわけには行かないです。 でも18時帰宅してそこから寝かせて、19時に起きたとしてもそこから…?と考えると頭を抱えます。 絶対夜に寝なくなりますしね。 そこで取ったこと!
作戦その一。「先にお風呂で目を覚ます」
帰ってきたらまずお風呂に入れてしまったら、目がさめるだろう作戦です。 あったまってご飯できるのを待っていたら余計眠くなりますよね。 ご飯の準備ができたら寝ていました。失敗です・・・
作戦その二。「とにかく子供だけ」
帰ってきたらとにかく子供のご飯だけ食べさせて、大人は後回し。 お風呂入れて、寝かしつけまでノンストップです。 20時に寝かせて、そこから夕飯作って大人がご飯食べます。 これはまあまあ良かったんですが、大人がしんどいですね。 寝かしつけ=大人もウトウトですよね。 そこから起きて夕飯作るのは無理すぎました。やってましたけど辛かった。(-_-;)
作戦その三。「朝から夕飯を作る」
20時に息子と一緒に寝てしまって、5時に起きるようにしました。 朝ごはん作る前に夕飯を作って、帰ってきたら息子の離乳食と一緒に夕飯を食べられるようにする。 一緒にチンするだけにするために、夕飯を準備してしまうんです。 これが一番成功しました。 というわけで、お風呂を先にするのは小学生になってからになるのでした。 1人で入れるようになってからは、夕飯作ってる間にお風呂はいってもらっています。
おやつでお腹いっぱい問題
幼稚園に行くようになって、延長保育時間におやつが出るようになりました。 それまでも帰りの電車内でおやつはあげていましたが、夕飯が食べられるように少しだけ。 ところが幼稚園となると、年少〜年長で食べる量はかなり違うのに同じ量のおやつが出ます。
内容はおにぎりやおいもなど、炭水化物が多め。 帰ってきてから夕飯を用意してもお腹いっぱいという問題が発生。 その後食べられるようになったと思ったら、食べられてるけど太ってきたような?という状態。
夕飯は少なめにするとか工夫していましたが、食べたがるんですよね。 男の子だし、スポーツさせたりもしていたので食べさせていました。 どんどんムチムチになっていって、若干心配しましたが、年長の頃にはちょうど良くなって一安心。 保育ででるおやつって、最年長に合わせているのだなあ。とつくづく思ったのでした。
まとめ
成長過程で欠かせない「食」の問題。 食べ過ぎ・食べなさすぎ・偏食・食事時間…お母さんの課題は山積みだと思います。
陥りやすいのが「がんばって作ったのに」と「こうあるべきじゃないの?」です。
頑張らなくていいです。
目標もいらないです。
お腹いっぱい食べて、元気に笑ってればいいです。
特にみなさんが悩みやすい「野菜食べてくれない問題」ですが、子供のうちは野菜よりタンパク質のほうが必要だと思います。 野菜なんか大人が健康に気を使い出してから食べればいい!
味が多少濃くても、ペーストになってなくても、形が悪くても、毎日同じものでも、食べてくれた方がお互い気分良くないですか? わかっちゃいるけどハマりやすい負のループで悩んでいるお母さんいませんか?
真面目すぎると言われて、わかっちゃいるんです。というお母さんいませんか? 旦那さんの協力がない!とイライラしていませんか。 私もたくさん挑戦して、失敗して、泣いて、苦しみました。
どうか、ご飯は楽しいものだということを忘れずに、ご家庭にあった食事のルーティンを考えてみてください。参考になれば幸いです。