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土鍋炊きのメリット・デメリット ~我が家のご飯は土鍋炊き~

土鍋炊き

 

我が家は、土鍋炊飯を実践しています。自然災害の増えてきた昨今では、防災的な意味でもやっていて良かったなと思っています。「不自由を楽しむ」ぐらいが人間ちょうど良いのかもと思います。   土鍋炊飯は、一度コツを覚えてしまえば、誰でも簡単に行うことができます。炊飯器も年々進化をして魅力的になっていますが、あえて土鍋を選択しました。  

きっかけ

きっかけになったのは、ある夏の暑い日でした。   蒸気の立ち上る時間を見ていたところ、約40分の中でおよそ25分は蒸気を出しています。それまでは、タイマーで炊き上げ、仕事から帰宅した時に、その水蒸気がに家の中がこもっているなぐらいに思っていました。   ある日ふと、ご飯を炊く炊飯器を眺めていました。

当時使っていた炊飯器は、水が沸き始めるとポンポンと音が鳴りそれが面白かったのです。   炊飯器から立ち上る蒸気、それをみた瞬間に汗が吹き出し、この蒸気ではいくらエアコンを節約しても炊飯器がある限り、意味はないのではないだろうかと思いつきました。  

炊飯器での炊飯時間は約40分。蒸気がで始めるのは炊きはじめてから15分経った頃からなので、約25分は蒸気が出る時間です。それがなんだか、ものすごく気になってしまい、炊飯器から卒業することを決意しました。

炊飯器のメリット・デメリット

炊飯器

タイマーが使える

起床時間に合わせて、帰宅時間に合わせて、タイマーをセットしておくことでできます。起床してすぐ、帰宅してすぐに温かいご飯が食べられることは、ほんとありがたいことです。タイマー機能によって、お腹が空いた状態での帰宅が何度も救われましたし、炊飯器ならではのメリットです。

保温ができる

炊き上がってすぐに食べなくても、温かい状態をキープしているので、疲れている時はおかずを買うだけでオッケーという優れた機能です。夏は下手すると、そのまま腐ることもあるので注意が必要です。

失敗が少ない

コメを研いで、決まった水を入れればほぼ、失敗なく炊けます。この時にとぎすぎたり、水が多すぎると、炊き上がった時にベチャベチャのご飯になったりして失敗の原因になります。

コメの種類によってはまずい

コレは、炊飯器の機能がとても良いからです。コメの美味しさを最大限に引き出すことができるのですが、それは良い材料があってこその話です。材料に特にこだわりがなく、安いコメを買うことが多かったので、炊飯器の機能を生かしきれていませんでした。

手入れが面倒

炊飯器は、釜の部分と一緒に内蓋を毎回外して洗わなければいけません。内蓋を外すと、蒸気を逃す空気穴があり、そのまわりも手入れが必要なんです。こびりついたままにしておくと、次第に茶色くなり、変な匂いがしてきます。   炊飯器の手入れは、炊いた後に釜を洗うこと、内蓋を洗うこと、炊飯器の内側を拭くこと、と美味しいご飯を炊くためのメンテナンス作業が多いのです。  

 

土鍋炊きのメリット・デメリット

土鍋

どんなコメでも割と美味しく炊ける

土鍋炊飯は、コメの値段や種類を問わずに美味しく炊き上げることができます。時間が経っても硬くなることがないため、温め直しも安心です。コメの値段を気にしない人は、土鍋炊きにすると食事が楽しくなります。おこげが作れるレベルになると、もっと美味しくなります。   ※土鍋で炊くと美味しそう!というイメージもありますけどね・・・

安い

土鍋は、安いです。炊飯器を購入するよりも手頃な、1000円〜3000円ほどの価格で購入ができます。4号の土鍋で二合のコメが炊けます。炊飯だけに使わなくても、他に用途がたくさんあるので、経済的です。

手入れが簡単

土鍋を使った後は、本体の鍋とフタを洗うだけですみます。コメを毎回炊くことで、コメのデンプンで土鍋の隙間も塞がれ、耐久性が増します。落としても滅多に割れないので、何年も使うことができます。   ※重たいし・場所取るしというネガティブな事は考えない様にしましょう。

保温ができない

土鍋自身の保温効果はありませんので時間が経つと、冷めてしまいます。食べようかなと思いついた時に、一手間かかります。おひつを使うと、保温ができると話題ですが、我が家では使っていません。  

まとめ

  土鍋炊飯、最初は吹きこぼれたり、焦げたりして失敗することが多かったですが、慣れてくるとこの炊き方以外のご飯が食べたいと感じなくなります。我が家は今年で、炊飯器から卒業して5年目になります。

 美味しい食事は生きる力が養われます。土鍋で炊いたご飯は温め直した時に、本来のコメの甘さが炊きたての状態になります。冷めたご飯で炒飯を作ると、パラパラにでき、お店のような仕上がりになりますよ。

炊飯器も魅力的なものがたくさん出てきているので、CMや電気屋さんで見るとワクワクします。見るだけに飽き足らず、時々使って見たい衝動に駆られますね。  先人の生きる知恵は、現代でもちゃんと生きています。ご飯が美味しくなって片付けの手間も減り、財布にも優しい土鍋炊飯、これからも続けていきます。